お客様からいただいた「ありがとう」の手紙について説明しております。

お客様からいただいた「ありがとう」の手紙

ここにご紹介する2つの事例は、私たちの日頃の接客のなかで、お客さまから届いた「ありがとう」のお手紙です。

「スタッフの笑顔で前向きになれた!」

このお手紙はヒューマンウーマンの販売スタッフAさんが、お客さまから「後で読んでくださいね」と直接手渡しされたものです。後で読んだAさんはもちろん、全員が感動しました。Aさんは接客の仕事の素晴らしさを改めて感じました。

『突然の手紙にさぞ驚かれていらっしゃることでしょう。いきなりで恐縮ですが読んで下さい。
私は昨年、大切な人を突然亡くしました。言葉では言い表 せない、辛く、悲しく不安な日々、母親なのに自分のことで精一杯。そんな時間が長く続きました。これまで普通に出来たことに対して抵抗を感じ、プチ引きこ もり状態。日々の最低限のことをゆっくり、少しずつこなし足元だけを見て進んでみました。
そうしたら、ある日、思い切って外へ出よう!と思える日 が自然とやってきました。まずは身なりを整え、自信を持って外を歩こうと洋服を買いに足を運んだお店がヒューマンウーマンでした。そして、そこでキラキラ の笑顔で生き生き働いていらっしゃる方がいました。(私もいつか、こんな風に素敵な笑顔になれる日がくるのかな~・・・。って言うか、こんな風になりた い!)Aさんにお会いして、そう思いました。

私は主人と一緒にいられることを当たり前の様に思っていたところがあって、日々の感謝の気持ちなど改めて伝えたことは無かったのです。これがとても後悔・・・・
今、 こうして健康でいられることは、きっと空から主人が私達を守ってくれているんだな~と今、仏壇に向かって毎日「ありがとう」って伝えています。届いている といいんだけど。だから、うまく言えなくても感謝の気持ちは必ず伝えようって決めました。ある日、思い切って外出し偶然、Aさんの笑顔に出会って、前を向 いて歩いて行こうって思える様になれたこと、感謝いたします。ありがとう。

子供の存在と医療の力を利用して今はずいぶん元気になりました。時には、子供の前でも泣いちゃう日もあるけれど、大口あけて心の底から笑っている日も増えてきました。
とにかく今は無理をせず、自分の気持ちに正直に過ごしています。今は来春、ピカピカの一年生になる息子と「山P」(ご存じですか、ジャニーズです)にはまっていて、頭の中は常に「青春アミーゴ」が流れています。これがまた元気の素!なのです。
主人が生きていた証である最愛の息子を大切に育てていこうと今は社会復帰に向け準備中です。主人の死を無駄にしないように、この経験をかてに前を向いて生きていこうと思います。
来年はもっともっと笑顔の多い一年にしたいです。
接客と立ち仕事、大変なこともおありと思いますが、無理せず素敵な笑顔で頑張って下さい。私も今のまま、ゆっくり進んで行こうと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。これからも時々、お店を利用させて下さいね。』


 

「一生懸命な応対に感動した!」

このお手紙はビームスアウトレットの販売スタッフBさんにむけたお客さまからの「ありがとう」のお手紙です。この手紙は、ビームス本部に届いたものですが、ビームス役員の方からは『ビームスの歴史に残るほどの感動のお手紙でした。当社役員会議でも紹介したいと思います。Bさんにおめでとう!そしてありがとうとお伝え下さい。感動をありがとう!』という嬉しいメッセージを頂きました。

『私は、入間店にてワンピースを購入したものです。高価な商品でしたが、お安くなっていました。購入しようと思って見ていたら、ほつれが見つかり、迷って店員さんに相談をしたところ、私のために、店長や本部にも問い合わせて、何度も掛け合ってくれました。

じつは、1週間前に来店した際、その商品を見て気に入ったのですが、一旦は諦めたのです。しかし、どうしても欲しくて、昨日思い切って伺いました。でも、その商品に傷があったのです。諦めきれず……お名前は、B様だったでしょうか、本当に私のために(ある意味とても嫌な客だと思います)、本当に一生懸命応対してくれました。

物との出会いって、他人から見たらくだらない事かもしれませんが、その事をわかって頂き、私の気持ちを察し、応対してくれました。最後には、涙をうかべて、「力になれなくて…」と、言って頂きました。「駄目」の一言で終わりにするほうが楽ですよね。

品物は、少し手直しをしなくてはならないけど、素敵な方と出会えて本当に嬉しかった。Bさん、本当にありがとうございました。』